この日記に書いたカスピ海のヨーグルトには、
いただいた時に説明書が1枚、一緒にくっついて来ました。
縦長のB4版。ワープロで横書きしたものです。
いったい、誰がいつ書いたものなのか
私にはさっぱりわからないのですが、
くださった方からは
「どなたかにヨーグルトをわけてあげる場合には、この紙のコピーも一緒にさしあげてくださいね」
と言われました。
実はですね、
この日記を書いてアップした後、
カスピ海のヨーグルトについての情報を欲しいという方が
何人かこのHPまで来てくださったんですよ。
その中には、なんとTVの取材まで・・・・!!
なので、
ちょっと遅くなりましたが、一応参考までに、
この説明書の写しもここに載せておきますね。
カスピ海のヨーグルト
* いきさつ
京都大学の家森教授(当時は島根医大教授−専攻病理学)がかってカスピ海沿岸の長寿村を調査した際に、
同地から持ち帰り、それを京都大学の小西教授(専攻解剖学)が譲り受け、さらに小西教授から光田さんに
分けられて3年になります。
* 特徴
・市販のものに比べて株が強力で繰り返し更新できる。
・面倒な洗浄、消毒作業の必要がない。
・酸味が少なく、粘りけが強い。
* 作り方
@ 広くて浅い筒型の容器(お椀でもよい)を洗剤できれいに洗います。
A スプーン1杯ほどのタネを容器に入れます。タネを多く入れると早くできます。
B その上から牛乳をそそいで(牛乳は冷たくても大丈夫)、よくかき混ぜます。
C 戸棚などの清潔な場所に静かに置いておきます。
;乾燥している所では、軽くフタをのせます。
空気が自由に出入りできるように注意してください。
タネは呼吸しています。
D 表面が少し黄ばんでくると食べ頃。
黄ばみを取り去ると、絹肌のような白いヨーグルトができています。
E まん中の1番いいところを適量、次回のタネに使い、残りをいただきます。
;タネをそのままにしておくと分離します。
なるべくすぐに牛乳を「食べさせて」やります。
;蜂蜜やジャムを少し入れて、軽く混ぜると食べやすい。
;よくかき混ぜると粘ってきます。料理の材料としてサラダに入れたり、
クレープやケーキ類のつなぎにしたりする場合は、そのままで使います。
*ちょっと工夫・ちょっと注意
・温かいほど早くできます。10度位まで気温が下がると休眠しはじめます。
直射日光さえ避ければ、暑さには丈夫です。コタツの中は乾燥するので苦手です。
・めんどうなら500CCの牛乳パックをそのまま利用する。新しいパックを開けてタネを入れ、
フタをとじて数回振って混ぜます。もう一度フタを開けておくこと。
・万一のために、2〜3に分けて別々に時間や場所をずらして作っておくと、
1つが失敗しても安心です。
お友達に広めておくのも賢いやり方。
・株が弱って雑菌が入るとダマになります。こうなると捨てるしかありません。
・旅行などで留守にする時は新聞紙で容器ごと包んで冷蔵庫の野菜室に入れておきます。
1ヶ月くらい大丈夫です。冬なら暖まらない所に置いて出かけます(新聞紙に包んで)。
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