小さい時、ず〜っと不思議だったんですよ。自分と他人って、なんでこんなに違うんだろう?・・・と。えー、これも、私ありんこが1人だけ変人だ、ってお話じゃありません!!(そうだったら嫌じゃ〜〜〜〜〜〜) 実際、世界中のすべての人にとって、自分と他人、という区別がありますよね。
で、まず、自分について。
自分自身とは、24時間一生涯ず〜〜っと一緒に居るわけでして(本人だしね)、今どこに居るのか、何を見てるのか、どんな気持ちなのか、これからどうしたいのか、
なんて事が、まぁだいたい、なんとなくでもわかる人間なのです。
(自分が自分でわからん〜・・・という話は、ちょっと置いといてくださいネ〜)
次に、他人(自分以外の人)について。
自分の場合と逆で、他人っていうのは、たとえ親だろうと恋人だろうと、
24時間一生涯100%完璧に全部ずっと一緒、な〜んてことは、絶対にありえません。必ず離れてる時間が存在しますから、いつどこに居るのかを
常に1秒1ミリの狂いも無くすべて完全に把握する、なんてことも、まず不可能なわけです
気持ちの面でも、まったく同時にまったく正確に他人の気持ちを感じ取れる、なんてことはほとんど無くて(これはたまにはあるらしい?)、言葉で表してもらったり表情やしぐさで
表してもらったりしないと、そう簡単にはつかめないはずです。(しかも100%正確につかめるわけでもありません。)
更に、どこか痛いとかカユいとか、という感覚的な事も、他人の状態は 私ありんこが実際に体験できるわけでないから、
「こんな感じなんだろうなぁ・・・」と想像することしかできません。
つまり、地球上には50億人だか60億人だかの人間が居るらしいんですが、その中で、私(ありんこ)にとって100%一緒に居る人間は、この「自分」だけ。世界広しと言えどもたったの1人しか存在しないんですよ。それは、59億9999万9999人(世界人口を60億人ピッタシと仮定)も居る「他人」の中には全然まったく存在してなくって、 でも今ここに、たった1人だけれども絶対確実に、「自分」(ありんこ)としては、存在している。なんか、すっごい不思議なことじゃないですか〜〜〜!?
例えば、顔が直接見れるか見れないか、な〜んて考えるだけでも、かなり面白いですよね。他人の顔は近くにさえ居れば(&自分の目が見えてれば)直接簡単に見れるけど、
自分の顔を自分で直接見ようとしたら、こりゃ絶対に不可能! 無理難題のきわみ! 鏡とか写真とかのような何らかの間接的な媒体を使わなければ、絶対に見れないものなのです。つまり、直接見る事が絶対にできない顔、
これもまた自分の顔だけなのですよ!!
ね、自分と他人って、本当に違うでしょう!?
そして、私(ありんこ)にとって「自分」は世界中でたった1人しか居ない人間である、という理由から、つまり、「自分」自身をここまで把握できる(把握しきれてないけど)
人間は世界中にただ1人私(ありんこ)しか居ないのだ、という理由から、私(ありんこ)は「自分」(ありんこ)という人間を、ものすご〜〜く、本当に特別1番、大事であると考えているのです。
人間関係とか社会構造とか、人情・恩・母性愛、その他色々、複雑な要素もたくさんたくさんあるのですが、私はまずは、この「自分が1番!」という大前提の上にしっかり立脚していようと思っています。