■鼻先4.5m■


2002/04/29 (Mon)
お昼前にお散歩がてら、のんびり歩いてスーパーまで行きました。 買物の後、教材のコピーをしに国道渡った向かいのセブンイレブンまで行きまして、 コピーも終わったので セブンイレブンからのんびり歩いて自宅近くまで帰って来たんですけど・・・ 自宅のすぐ手前にある十字路で、私から見て右側の道から、 近所のクリーニング屋の奥さんが歩いて左折して来ました。 目が合ったから「こんにちは〜♪」と挨拶をしたら、 奥さんも「こんにちは〜♪」と返事をして、 そのまますれ違ったのです。 それで、私はすぐにその十字路にさしかかったわけですが、 その時、クリーニング屋の奥さんが出てきたのと同じ道から 自転車に乗った知らないオバさんが走って来て 同じように左折しました。 (つまりクリーニング屋の奥さんを後ろから追う格好。) で、その人が左折した時にですね、 私の後方から、運悪く車が走って来てたんですねー。 車の方は直進しようとしてたらしいので、こちらは私を追う格好。 私はなんとな〜く、自転車のオバさんを見ながら歩いてたんですけど その人、左折した直後、いきなり自転車ごと車の上に乗り上げちゃって 高さ1mくらいの位置で来た方向へと押し戻されながら、空中でエビみたくまるまって そのままくるんと右斜め後ろに120度くらいまわって 自転車もろとも車のまん前の道路のアスファルトの上に 背中から落っこちちゃったのです!!


 《図》


           クリーニング屋の奥さん(徒歩)
             &自転車に乗ったオバさん
                 ↓
   MY HOUSE       ↓
     □            ↓
                  →→→●→→→
                     × 
            ←←←←←●←←←←←←←←← 私(徒歩)
                                 &私の後方から来た車 




つまり、車と自転車とが出会い頭に衝突しちゃったわけなのですよ!!
・・・ってこれ、交通事故やん!!!
と、私が理解できたのは
オバさんがすでにアスファルトまであと20cmというところまで
落下している時でした!!

いんや〜〜〜〜〜
びっくりした〜〜〜〜〜!!!

ちなみに上の図の × 印が衝突した場所。
上の●印は、その瞬間にクリーニング屋の奥さんが居た場所で
下の●印は、同じ瞬間に私が居た場所。


もう1人、私の知らない女の人がすぐそばに居たらしく、
         (↑どこに居たのかわからなかった)
1番最初に自転車のオバさんに駆け寄って
「大丈夫ですか〜〜〜!!!?」と言いながら抱き起こそうとしました。

すると、クリーニング屋の奥さんが走って戻りながら
「動かさないほうがいいわよ〜〜〜〜!!!」
と叫び、
オバさんのすぐ横に転がっていた自転車をどけて
一緒に「大丈夫ですか〜〜〜!!」と言い始めました。

周りにはほかに人が居ないし、
なんと言っても私の家は、その十字路を直進したすぐの場所なんです。
                                                   (図の □ 印)
ということは、うちの電話で119番するのが1番早い!
ので、
「救急車呼んで来ますよ〜〜〜!!!」
と言ってみました。

すると最初に駆け寄ったふたりが一緒に
「救急車お願い〜〜〜!!!」
と答えたので
私は大慌てで家の中に走り込み、
スーパーで買って来たおかずやらコピーした教材やらを玄関にブン投げて、
すぐに119番に電話したのです。


すると、電話に出た消防署の人がいきなり
「キューキューですか? カサイですか?」と私に尋ねます。

ここでなぜか私の頭には「九々」という漢字と「家財」という漢字が浮かび
「なんじゃそりゃ!?」と思ったのですけど、
必死になって考えたら、「家財」の読みは「カイ」ではなく「カイ」なので
「ちげ〜よ!『火災』って言ってるんだよ!」
と気付きました。

で、たった今目にしたあの場面は、どう考えても『火災』ではなかったので
とりあえず「キューキューです!!」と答えてみました。
そして答えた瞬間にやっと、
「ああ! キューキューって、『救急』のことか!!!」と理解した次第。

結果的に、「消防車でなく救急車に来て欲しい」、と
言ったわけですな。私。
間違えなくて良かった!!
・・・人間、驚き慌てると
普段なら当たり前にわかるはずのことが、まったくわからなくなるものです(大汗

でまぁ、結局
“目撃者”ということでクリーニング屋の奥さんと一緒に
現場検証まで立ち会って
住所やら生年月日やら職業やらまで全部メモられました(これまた驚

車を運転していた50代の主婦の人は、その間ずっと
「あの人に痛い思いをさせてしまった〜」
「車は長く運転してるけど、こんなことは生まれて初めてよ〜」
「たいしたことなければいいけど〜 それが気になって〜」
と
何度も何度もつぶやいてました。

ま〜、見たとこ背中から落っこちてたので
腰痛持ちだったり頭打ってたりさえしていなければ
そ〜んなたいしたことにはなってないんじゃないかと思うんですけど、
実際のところは全然わかりません。
・・・・たいしたことになってないといいですね。


ところで、衝突した瞬間、あまりにもすぐ目の前だったので
私には自分から1〜2mしか離れていない場所で起こったような気がしたのです。
しかし、
交通課の人が現場検証してメジャーで計測した結果、実際には4.5mの距離でした。
だから、それがタイトル。